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海外のおせち料理~世界のお正月料理はどんな感じ?~

海外 おせち料理

おせち料理と言えば、日本の年末年始には欠かせないお正月料理であり、和の風習なわけですが、海外にも、おせち料理のようなものはあるのか、気になったことはありませんか?

お正月を祝う風習は外国でも当然あるでしょうから、きっとご馳走を食べているんだろうな~とは、予想がつきますが、日本のおせち料理は、たとえば海老は長寿とか、黒豆は魔除けとか、料理ひとつひとつに、おめでたい意味がありますよね。

海外にも、おせち料理のようなものはあるのか、気になったことはありませんか?

では、海外のお正月料理にも、食べると縁起が良いとか、幸運が訪れるとか、そういう意味があるのかな?と。
それに、単純に、どんな料理を食べているのかも、気になりますよね。

 

海外のお正月を祝うおせち料理(のようなもの)が、美味しそうだったら、自分の家庭でも、お正月のご馳走とか、おもてなしメニューのひとつとして、ぜひ取り入れてみたいですしね!

海外のおせち料理について調べてみました!

という訳で、今回はそんな気になる海外のおせち料理(に当たるもの)について、調べてみました!
和風のおせち料理の他にも、変わったお正月料理を作ってみたい方、縁起のよい料理を食べたい方、忙しいおせち料理準備中に、海外に想いを馳せて現実逃避をしたい方など、ぜひ、読んでみてくださいね!

 

 

海外のお正月の過ごし方

おせち料理の話の前に、まず、海外ではお正月をどう過ごしているのか?というのを、ざっくりとではありますが、調べてみましたよ。

まず欧米の、主にキリスト教の地域や国々(アメリカ、フランス、ドイツなど)では、元旦は祝日ではあるものの、日本のような年末年始の休暇をとる習慣が無く、大晦日に家族や友人などで集まり、カウントダウンをしながら賑やかに新年を迎えます。

海外のお正月の過ごし方

その後、元旦に乾杯をして新年を祝いますが、翌日からは普通に仕事や学校に行く、いつもの生活に戻ります。

これは、キリスト教地域では、休暇をお正月ではなくクリスマス前後にとるのが一般的だからなんですね。
日本の年末年始のような過ごし方は、彼らにとってはクリスマス休暇にあたり、お祝いの豪華なご馳走も、基本的にはお正月ではなく、この時に時に食べます。

日本の年末年始のような過ごし方はクリスマス休暇にあたる

 

次にアジアの、旧正月がある地域(中国、韓国、台湾、ベトナムなど)では12月31日から1月1日にかけて、家族や親戚で集まり、カウントダウンをしたりして賑やかに過ごします。ただし、これはあくまで祝日のひとつとしての過ごし方です。

これらの国の、本当に盛大に祝うお正月は、1月1日ではなく、旧正月の1月末頃。この旧正月に、お正月のご馳走を食べてお祝いをします。

12月31日から1月1日にかけて家族や親戚で集まり、カウントダウンを

最後にアフリカ。アフリカは、沢山の部族がいて、国家があり、その多くがかつて欧米の植民地だった歴史があり、元の宗主国の影響が強いので、キリスト教徒が多いです。

しかし、北の方を中心にイスラム教徒も多いので、国によってカレンダーが違うんです。
(キリスト教国は西暦、イスラム教国はイスラム暦を使っています)

ですので、国や宗教によって、お正月の時期が違うのですが、お祝いの仕方は、やはり親戚が集まり、ご馳走を食べ…という他の国や地域と同じ感じだそうです。また、ドラムやダンス、音楽で盛り上がる事が多いみたいです。

 

 

海外ではお正月に、どんなおせち料理を食べているの?

では、海外でお正月に食べられている、おせち料理的なものをご紹介します!
レシピがあるものは、一緒にレシピへリンクも貼っているので、気になるものがあれば、よければ見てみてくださいね。

 

アメリカ:ホッピンジョン

ホッピンジョンは、黒目豆とお米を炊いたお正月料理で、主に、アメリカ南部で食べられています。
これは、その昔、アフリカからアメリカに移送されてきた人々が受け継いできた料理で、お金を象徴する黒目豆を新年に食べることで、縁起がいいとされているのだそう。

アメリカ:ホッピンジョン
出典:アメリカ南部の家庭料理

ただしアメリカは、お正月は基本的に何もしない、という人が多いです。
これは、前項に書いたとおり、お正月ではなく直前のクリスマスの方を盛大に祝う人が多いため、お正月はゆっくり過ごすからなんですね。

ですので、このおめでたい料理のホッピンジョンも、食べられるのが、一部地域だけに留まっているのでしょう。

炊飯器で簡単♪ホッピン・ジョン レシピ・作り方

 

 

フランス:ガレット・デ・ロワ

フランスでは、公現節(主に1月6日)というキリスト教の記念日のお祝いでガレット・デ・ロワというパイ菓子を食べます。

これは、折りパイの中に、アーモンドクリームと、フェーブと呼ばれる人形がひとつだけが入ったお菓子で、紙でつくられた王冠を載せるのが一般的です。

フランス:ガレット・デ・ロワ

このパイの中を切って、分け合って食べた時、自分のパイの中にフェーブが入っていると祝福を受け、その一年は幸福に恵まれるという言い伝えがあるそうです。
お正月のお祝い、というわけではないですが、時期的にはお正月に近いですし、おめでたい意味があるので、ご紹介しました。

ガレット・デ・ロワ エピファニーの王様のお菓子 レシピ・作り方

 

 

イタリア:コテキーノまたはザンポーネのレンズ豆添え

イタリアでは、クリスマスもお祝いしますが、大晦日のディナーも盛大にします。その時、コテキーノやザンポーネという料理にレンズ豆を添えて、深夜12時のカウントダウンを待ちながら、食べます。
日本の年越しそばみたいな感じですね。

コテキーノは豚の腸にひき肉を詰めたソーセージで、ザンポーネは豚足にひき肉を詰めたもので、こちらも大きめのソーセージです。

イタリア:コテキーノまたはザンポーネのレンズ豆添え
出典:コテキーノとレンズ豆

豚は、お年寄りの健康第一を祈願し、健康であれば財産が増えるという意味もあり、レンズ豆は、福を呼ぶということの他に、お金を意味しています。
ですので、豚料理であるコテキーノまたはザンポーネに、レンズ豆を添えることで新年の幸福を祈って食べるのに相応しい、お正月らしい、おめでたい料理になる、というわけです。

ちなみに、コテキーノはともかく、ザンポーネは、なぜ豚足にひき肉を詰めた…?!と、話だけ聞くとちょっとびっくりしてしまいますが、
(昔、貴重な豚を敵兵に奪われないように、腸や豚足に詰めて保存したのが料理の元だそうです)食べるとゼラチン質のぷりっとした食感が美味しい料理ですよ。

 

 

ドイツ:ノイヤースブレッツェル

ドイツでは、クリスマスも家族と集まってお祝いをしますが、ジルヴェスター(大晦日)にも、友達同士で集まって年越しカウントダウンをしながらお祝いや乾杯をします。その時に、巨大なブレッツェルである、ノイヤースブレッツェルというものを食べます。

ドイツ:ノイヤースブレッツェル
出典:リトルワールド

なお、普通のブレッツェルは結び目の形に巻いてあるので、穴が3つですが、このノイヤースブレッツェルは、1周巻いてあるだけなので、穴が真ん中の1つだけ。これは、「これから始まる一年をそこから見渡す」という意味が込められているそうです。

ちなみに、ノイヤースブレッツェルには様々な大きさがあり、中には大人数でやっと持ち上げられるものもあるとか…そんな大きなノイヤースブレッツェルに、大人も子供も噛り付くなんて、楽しそうだし、パーティーも盛り上がりそうですよね。

 

 

ロシア:ペリメニ

ロシアでは、お正月にペリメニと呼ばれる牛肉や羊肉のひき肉などの具を、モチモチの皮で包んだ水餃子を食べます。これは、シベリア発祥の料理で、ロシアではファストフードとして親しまれています。
お正月に食べる際は、いくつかコイン入りのものを作っておき、当たった人は一年を幸せに過ごせるというおみくじのような楽しみ方もあるそうです。

ロシア:ペリメニ

ロシアでは、お正月の休暇として、ユリウス暦の正月にあたる1月13日、14日まで休む人が多いため、保存食として日持ちがする、このペリメニを大量に作っておく人が多いです。

そう考えると、ペリメニは、日本でいうおせち料理のような豪華なご馳走ではないですがどちらかというと、お餅とか、お雑煮のような、お正月料理に当たるもの、と考えられますね!

ロシアの餃子、ペリメニ レシピ・作り方

 

 

中国:水餃子

中国でのより盛大なお祝いは旧正月なので、大晦日~元旦のお正月は豪華なご馳走!という感じではないですが大晦日の夜に家族総出で餃子を作り、集まって一家団欒をしながら水餃子を食べる風習があります。

中国:水餃子

なぜ水餃子かというと、作って日持ちがするから。ちょっとロシアと似ていますね。また、家族一緒に、年の変わり目に餃子を食べると、おめでたいとされていることも、理由のひとつのようです。
他にも、おめでたいものとして、様々な味のお餅を食べる地域もありますよ。

中国からの留学生に教えてもらった『水餃子』 レシピ・作り方

 

 

スリランカ:キリバット

キリバットは米をココナッツミルクで炊くスリランカの伝統料理で、祭日やお祝い事に食べられ、お正月にのこのキリバットが食べられます。

スリランカ:キリバット
出典:アハサ食堂

また、それだけでなく、毎月の月初めの朝食にも出されるそうですよ。
その由来とか意味は調べてもわからなかったのですが、大切な日とか、おめでたい日に食べられる、という意味では日本のお赤飯に、ちょっと似ていますよね。

 

 

ギリシャ:ヴァシロピタ

ギリシャでは、お正月にヴァシロピタという、主にシンプルなパウンドケーキに粉砂糖やチョコレートでデコレーションがされた、大きなケーキを食べます。中にはコインが入っています。

ギリシャ:ヴァシロピタ
出典:ギリシャのお正月

ちなみに、切り分けてもらったケーキの中に、コインが入っていたら、その一年間は幸運を受けることができるといわれているんですよ。誰に入っているかは切り分けるまでのお楽しみです。

このケーキは、その昔、ギリシャに居た、ヴァシロスという、恵まれない子供たちにお菓子やプレゼントを配ったという聖人に由来しています。

ですので、このヴァシロピタにも、その由来に関連した切り分けのルールがあり、まずギリシア正教における神、キリスト、マリアなどに供えるための一切れ、困窮している人々、恵まれない子供たちなど、家族以外の人のために切り分けます。
その後、家族の分をお父さん、お母さん、子供たち…と年長順に切り分けます。

ギリシャの新年ケーキ・ヴァシロピタ レシピ・作り方

 

 

韓国:トック

お隣の韓国では、お正月に、トックというお餅を使った、日本のお雑煮に似た料理を食べます。
トックは小銭のような楕円形をしていますが、薄く切る前は長い棒状の形です。これが、新年の朝に長いものを食べ、長生きの願いに繋がりおめでたい食べ物とされているんですね。

韓国:トック

スープに入れてお雑煮のようにすると、トックはすぐに柔らかくなり、食べやすいですし、寒い冬に身体も温まり、おいしいので、普通のお雑煮に飽きてきたな~と思ったら、これがおすすめですよ。

体が温まる トック(韓国風雑煮) レシピ・作り方

 

 

シンガポール:魚生(ユーシェン)

シンガポールではお正月に、魚生(ユーシェン)という、サーモンなどの生魚に、大根、にんじん、レタスなどの野菜、ソースやオイルを混ぜる
海鮮サラダを食べます。

これ、見た目は普通のサラダなんですが、食べ方がとってもお正月らしいんです。

シンガポール:魚生(ユーシェン)

まず、食材を一品づつ大皿にのせ、その時に縁起の良い言葉をかけます。
たとえば、オイルなら「すべてが思い通りにいきますように」ライムなら「幸運が訪れ、繁盛しますように」などなど…。
そして、全ての食材を載せた後、テーブルを囲んでいる全員で立ち上がり、各自願い事をしながら、かき混ぜます。

料理自体もカラフルで美味しそうで、見るからに縁起が良さそうですし、皆で掛けた縁起のいい言葉が、料理にしっかり入り込んで、食べたら本当に幸運な1年を過ごせそうな気がしますよね。
おせち以外で、お正月料理にサラダを足したくなったら、これがいいかもしれませんね。

 

 

以上、海外のお正月の過ごし方や、おせち料理のようにお正月に食べられている料理についてのご紹介でした。

宗教や使っている暦によって、日本程にはお正月を重視してご馳走を食べない、という国も多いですがそれでも、大晦日や元旦などは大切な祝日という扱いなので、新しい年を迎えるにあたって、何か縁起の良いものを食べるという風習はあるんですね。

逆に、日本がおせちというお正月料理に、様々な縁起の良い料理をめいっぱい詰め込んでいるのも、他に盛大なお祝いの日がある海外と違って、日本にとっては、お正月が最大のおめでたい日だからなんですね。
そういうことも色々見えてきて、お正月の祝い方や料理の関係って面白いと思いました。

お正月の祝い方や料理の関係って面白いと思いました。

というわけで、今回の記事、ぜひ、おせち料理準備中の現実逃避や、お正月に親戚が集まっておせちを囲んだ際の、会話のネタのひとつとしてお役立て頂ければと思います。

また、今回ご紹介した、海外の様々なお正月料理やお菓子、どれも美味しそうですしどれもおめでたい意味や、食べ方があり、おせち料理以外にお正月料理を用意したい場合に、メニューに加えても良さそうなものばかりですので、「何かもう一品、おもてなし料理を…」と悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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